摂食障害のとっても大事なこと

摂食障害は、心の病気です。ですから、家族が、簡単に考えて、ほっておいたりすると、とんでもないことになります。アメリカの兄妹歌手カーペンターズのカレンは、摂食障害で亡くなりました。カーペンターズを知らないという人も歌を聞けば、ご存知だと思います。

ここで、「家族」と書きましたが、摂食障害は家族の問題と切っても切れない関係があります。カーペンターズのカレンも、一説には母親が、カレンを認めなかったことに起因すると言われています。

「家族で支える摂食障害」なる本があります。このサイトでは、この書籍の全目次を記載しています。目次からだけでも分かるように、「摂食障害」と「家族」 は切っても切り離せない関係にあります。

 

摂食障害の3種類の症状

摂食障害の3つの症状は、次の3状態です。



摂食障害の原因

摂食障害の原因の本質

摂食障害になる人の多くは、自己評価がとっても低いのが特徴です。

自己評価とは、「自己」の「評価」なのですが、「自己」の「評価」とはなんなんでしょう。

ほとんどの場合、両親がその子に投げかけた言葉が、その子の自己評価になっています。「あなたは、本当に賢い子だね。」「あなたは、本当に馬鹿な子だね」などです。これらは、両親が本当に思って投げかけている場合もあるでしょうし、冗談で言っていることを誤解して真に受けている場合もあるでしょう。

自己の評価の低い子は、なんとか、自己の評価をあげようとします。今の西洋の文化では、痩せていることが、綺麗・美しいと思われています。だから、少しでも痩せようとします。ところが、そのうち、どこまで痩せたらよいのかわからずに、骨と皮になっても止まらなくなってしまいます。そして、今度は、リバウンドで、過食に走ります。

このように、本質には、「自己評価が低い」ことがあります。ここの部分を帰ることが一番の治療です。

 

背景としての機能不全家庭-アダルトチルドレン、世代間連鎖

生まれてきた子供にとって、0~2歳の3年間は、母親中心の世界です。3~5歳のの3年間は、母親以外に父親や兄弟など一緒に暮らしている人も世界に入ってきます。

機能不全家族のアダルトチルドレンの場合、健全な自己評価を持つことができません。

また、褒めて育てられなかった人が親となったとき、子供を褒めて育てることはなかなかできないようです。

 

依存症(嗜癖)を伴うことが多い

依存症(嗜癖)も、アダルトチルドレンに多い病気です。本質に、自己評価の低さがあります。

 

摂食障害の診断基準

心療内科などの医師の机に置かれているハンドブックがあります。次の2冊です。

この2冊の本それぞれに摂食障害の大項目があり、それぞれ「神経性無食欲症」「神経性大食症」などについて、診断基準が記載されています。

詳細は、下記を読んでいただくとして、精神的な病気であること、身体の機能自身が止まること、体型体重に対する極度の思い込み、下剤などの使用・過食嘔吐、他の抑うつ的な精神障害を伴うことなどが記載されています。

精神疾患の分類と診断の手引き【DSM-Ⅳ-TR:アメリカ精神医学会】

307.1 神経性無食欲症(Anorexia Nervosa)
  1. 年齢と身長に対する正常体重の最低限、またはそれ以上を維持することの拒否(例:期待される体重の85%以下の体重が続くような体重減少;または成長期間中に期待される体重増加がなく、期待される体重の85%以下になる)
  2. 体重が不足している場合でも、体重が増えること、または肥満することに対する強い恐怖
  3. 自分の体重または体型の感じ方の障害、自己評価に対する体重や体型の過剰な影響、または現在の低体重の重大さの否認
  4. 初潮後の女性の場合は、無月経,すなわち月経周期が連続して少なくとも3回欠如する(エストロゲンなどのホルモン投与後にのみ月経が起きている場合、その女性は無月経とみなされる)。
307.51 神経性大食症(Bulimia Nervosa)
  1. むちゃ食いのエピソードの繰り返し。むちゃ食いのエピソードは以下の2つによって特徴づけられる。
    1. 他とはっきり区別される時間帯に(例:1日の何時でも2時回以内)、ほとんどの人が同じような時間に同じような環境で食べる量よりも明らかに多い食物を食べること
    2. そのエピソードの期間では、食べることを制御できないという感覚(例:食べるのをやめることができない、または、何を、またはどれほど多く、食べているかを制御できないという感じ)
  2. 体重の増加を防ぐために不適切な代償行動を繰り返す、例えば、自己誘発性嘔吐;下剤、利尿剤、浣腸、またはその他の薬剤の誤った使用;絶食;または過剰な運動
  3. むちゃ食いおよび不適切な代償行動はともに、平均して、少なくとも3ヵ月間にわたって週2回起こっている。
  4. 自己評価は、体型および体重の影響を過剰に受けている。
  5. 障害は、神経性無食欲症のエピソード期間中にのみ起こるものではない。

307.50 特定不能の摂食障害(Eating Disorder Not Otherwise Specified)
  1. 女性の場合、定期的に月経があること以外は、神経性無食欲症の基準をすべて満たしている。
  2. 著しい体重減少にもかかわらず現在の体重が正常範囲内にあること以外は、神経性無食欲症の基準をすべて満たしている。
  3. むちゃ食いと不適切な代償行為の頻度が週2回未満である、またはその持続期間が3ヵ月未満であるということ以外は、神経性大食症の基準をすべて満たしている。
  4. 正常体重の人が,少量の食事をとった後に不適切な代償行動を定期的に用いる(例:クッキーを2枚食べた後の自己誘発改版仕入
  5. 大量の食事を噛んで吐き出すということを繰り返すが、呑み込むことはしない。
  6. むちゃ食い障害:むちゃ食いのエピソードが繰り返すが,神経性大食症に特徴的な不適切な代償行動の定期的な使用はない
【出典】「DSM-IV-TR 精神疾患の分類と診断の手引き 新訂版」(医学書院)


精神および行動の障害 臨床記述と診断ガイドライン【ICD-10:国際疾病分類】

摂食障害の表題の下に,2つの重要ではっきりした症候群が記述されている。すなわち神経性無食欲症と神経性過食症である。過良性障害はより特異性が低いが、過食が心理的障害を伴う場合と同様、一項目を設けるに値する。心理的障害を伴った嘔吐についても簡潔な記述がなされている。
〈除〉特定不能の食思不振あるいは食欲欠如(R63.0)、哺育困難および食事管理の誤り(R63.3)、乳幼児期および小児期の哺育障害(F98.2)、小児期の異食症(F98.3)

F50.0 神経性無食欲症(Anorexia Nervosa)

神経性無食欲症は患者自身によって引き起こされ,および/または維持される意図的な体重減少によって特徴づけられる障害である。この障害は青年期の女子と若い成人女性に最もよくみられるが、まれに青年期の男子や若い成人男性にみられることもあり、思春期に近い子どもや閉経期にいたるまでの年長の女性にもみられることもある。神経性無食欲症は以下の点で独立した症候群を成している。

  1. この症候群の臨床的特徴は容易に認めうるので、診断は臨床家の問で一致率が高く信頼できる。
  2. 予後調査によれば、回復していない患者のかなりの部分に神経性無食 欲症の同じ症状が慢性的に存在している。

神経性無食欲症の根本的な原因はまだ明らかではないが、相互に影響しあう社会文化的および生物学的要因、さらに特異性は低いが心理機制および人格の脆弱性も発生に寄与しているという証拠が増えている。この障害は種々の段階の低栄養状態を伴い、その結果、二次的な内分泌と代謝の変化および身体機能の障害を生じる。特徴的な内分泌障害がすべて低栄養とこれをもたらす種々の行動(たとえば、食物選択の制限、過度の運動と体格の変化、嘔吐の誘発と緩下薬の使用およびそれに伴う電解質異常)の直接の結果によるものかどうか、あるいは不明な要因も含まれているのかどうか疑問が残っている。

診断ガイドライン:確定診断のためには、以下の障害のすべてが必要である。

  1. 体重が(減少したにせよ、はじめから到達しなかったにせよ)期待される値より少なくとも15%以上下まわること、あるいはBMI*が17.5以下。前思春期の患者では、成長期に本来あるべき体重増加がみられない場合もある。
  2. 体重減少は「太る食物」を避けること。また、自ら誘発する嘔吐、緩下薬の自発的使用、過度の運動,食欲抑制薬および/または利尿薬の使用などが1項以上ある。
  3. 肥満への恐怖が存在する。その際、特有な精神病理学的な形をとったボディイメージのゆがみが、ぬぐい去りがたい過度の観念として存在する。そして患者は自分の体重の許容限度を低く決めている。
  4. 視床下部下垂体性腺系を含む広汎な内分泌系の障害が、女性では無月経、男性では性欲、性的能力の減退を起こす(明らかな例外としては、避妊用ピルとして最もよく用いられているホルモンの補充療法を受けている無食欲症の女性で、性器出血が持続することがある)。また成長ホルモンの上昇、甲状腺ホルモンによる末梢の代謝の変化、インスリン分泌の異常も認められることがある。
  5. もし発症が前思春期であれば、思春期に起こる一連の現象は遅れ、あるいは停止することさえある(成長の停止。少女では乳房が発達せず、一次性の無月経が起こる。少年では性器は子どもの状態のままである)。回復すれば思春期はしばしば正常に完了するが、初潮は遅れる。

F50.1 非定型神経性無食欲症(Atypical anorexianervosa)

この用語は、無月経あるいは顕著な体重減少のような神経性無食欲症(F50.0)の鍵となる症状が1つ以上欠けているが、その他は典型的臨床症状を示す患者に対して用いるべきである。このような患者には通常、総合病院の精神科リエゾン治療やプライマリケアで遭遇する。鍵となる症状がすべてあるが、軽度にすぎないという患者も、この用語で最もよく表される。この用語は神経性無食欲症に似た身体疾患による摂食障害には用いるべきではない。

F50.2 神経性過食(大食)症(Bulimia Nervosa)

神経性過食症は発作的に繰り返される過食と体重のコントロールに過度に没頭することが特徴で、患者は食べた物の「太る」効果を減じるために極端な方法を用いる。この用語は共通の精神病理をもつ点て、神経性無食欲症と関連した型の障害に限定して用いるべきである。年齢の分有と性別は神経性無食欲症に似ているが、発症年齢はやや高い傾向かある。この障害は神経性無食欲症に続いて起きたとみなせることもある(しかし、この反対の順序で起こることもある八それまで無食欲症であった患者が体重の増加とおそらくは月経の再開によって改善したようにみえることがあるが、その後、過食と嘔吐を繰り返す治りにくいパターンが形成される。嘔吐の繰り返しによって電解質の異常、身体的合併症(テタニー、てんかん発作、不整脈、筋力低下)、より高度な体重減少が生じやすい。

診断ガイドライン:確定診断のためには、以下の障害のすべてが必要である。

  1. 持続的な摂食への没頭と食物への抗しがたい渇望が存在する。患者は短時間に大量の食物を食べつくす過食のエピソードに陥る。
  2. 患者は食物の太る効果に、以下の1つ以上の方法で抵抗しようとする。すなわち、自ら誘発する嘔吐、緩下薬の乱用、交代して出現する絶食期、食欲抑制薬や甲状腺末、利尿薬などの薬剤の使用。糖尿病の患者に過食症が起これば、インスリン治療を怠ることがある。
  3. この障害の精神病理は肥満への病的な恐れから成り立つもので、患者は自らにきびしい体重制限を課す。それは医師が理想的または健康的と考える病前の体重に比べてかなり低い。双方の問に数カ月から数年にわたる間隔をおいて神経性無食欲症の病歴が、常にではないがしばしば認められる。この病歴のエピソードは完全な形で現れることもあるが、中等度の体重減少および/または一過性の無月経を伴った軽度ではっきりしない形をとることもある。
  4. 〈含〉特定不能の過食、神経性食欲抗亢進
F50.3 非定型神経性過食(大食)症(Atypical bulimia nervosa)

この用語は神経性過食症(F50.2)の鍵症状としてあげられているもののうち、1つ以上が欠けているが、その他は典型的な臨床像を示す患者に対して用いるべきである。最も一般的には、この用語は正常または過剰体重であっても、過食とそれに続く嘔吐あるいは緩下薬の使用を示す典型的期間を伴う患者に適用される。抑うつ症状を伴う部分的な症候群も珍しくない(しかし抑うつ症状がうつ病性障害の診断を別個に正当化する場合、2つの別個の診断を付けるべきである)。
〈合〉正常体重過食症

F50.4 他の心理的障害と関連した過食(Overeating associated with other psychological disturbances)

苦悩をもたらす出来事に対する反応として肥満にいたった過食は、ここにコードする。とりわけ体重増加の素因のある患者には,死別,事故,外科手術、情緒的苦悩を与える出来事に続いて、「反応性の肥満」が生じることがある。心理的障害の原因としての肥満はここにコードすべきではない。肥満によって患者は自分の外見に対して過敏になり,対人関係における自信を失うことがある。体の大きさを過大に自己評価することがある。心理的障害の原因となった肥満は,F38.-「その他の気分(情緒)障害」,あるいはF41.2「混合性不安抑うつ障害」、あるいはF48.9「神経症性障害,特定不能のもの」などのカテゴリーにコードし,加えて肥満の型を示すためにICD-10のE66.-からのコードを付記する。

神経遮断作用のある抗うつ薬その他の薬剤の長期投与の副作用による肥満はここにコードされるべきではなく、ICD-10のE66.1「薬剤性肥満」をコードし、薬剤を同定するために第XX章(外因)からのコードを付記する。 肥満はダイエットをする動機となることがあるが、その結果として軽い感情症状(不安、落着きのなさ、衰弱、刺激性)、あるいは、まれに重篤な抑うつ症状(ダイエットうつ病)を引き起こすことがある。F30 - F39 またはF40 - F48 から適切なコードを上述の症状のために用い、さらにダイエットを示すためにF50.8「他の摂食障害」を、また肥満のタイプを示すためにE66.-からのコードを使用する。
〈含〉心因性の過食
〈除〉肥満(E66.-)、特定不能の過食(R63.2)

F50,5 他の心理的障害と関連した嘔吐(vomiting associated with other psychological disturbances)

神経性過食症で自ら嘔吐を誘発する場合以外に、解離性障害(F44.-)や、心気障害(F45.2:嘔吐がいくつかの身体症状の1つのことがある)、および妊娠(情緒的な要因が反復性の吐き気と嘔吐を引き起こすことがある)の際に繰り返し嘔吐がみられることがある。
〈含〉心因性妊娠悪阻、心因性嘔吐
〈除〉特定不能の吐き気と嘔吐(R11)

F50.8 他の摂食障害(Other eating disorders)

〈含〉非器質性の原因による成人の異食症、心因性の食思不振

F50.9 摂食障害,特定不能のもの(Eating disorder,unspecified)
【出典】「ICD-10 精神および行動の障害 臨床記述と診断ガイドライン 新訂版」(医学書院)


BMIとローレル指数

BMI

BMIは、Body Mass Index(ボディマス指数)の頭文字です。体重と身長の関係から算出され、人の肥満度を表します。

アドルフ・ケトレーは統計学的手法によって、「 体重 (kg) ÷ 身長 (m) ÷ 身長 (m)」の関係を見出しました。相似則に従えば重さ(体重)は長さ(身長)の3乗と相関するはずです(補足:ローレル指数)。

1994年にWHOで定めた肥満判定の国際基準でもあります。

ここで、理想値って、な~に? 有疾患率が最も低い点を「理想値」になっています。統計できめられた値です。

BMIの計算方法

BMIの計算は、次の方法でできます。電卓があれば簡単にできます。

    BMI = 体重 (kg) ÷ 身長 (m) ÷ 身長 (m)    


計算された結果は、次のようになります。

BMI値 判定基準
  18.5未満 低体重
18.5以上 25未満 普通体重
25以上 30未満 肥満 (1度)
30以上 35未満 (2度)
35以上 40未満 (3度)
40以上   (4度)
補足:ローレル指数

体積は長さの3乗です。だから、身長を3回割ったほうが正しいのではと言う疑問がありました。調べると、ローレル指数なるものがありました。

成人では頭部の重量比率などが胎児や乳幼児とは大きく異なり、また、筋肉量に応じた放熱に必要な体表面積を確保するために相似にならないようです。

胎児、乳幼児、学童などでは、こちらのローレル指数のほうが適合するようです。

    ローレル指数 = 体重 (kg) ÷ 身長 (cm) ÷ 身長 (cm) ÷ 身長 (cm) × 10,000,000    


計算された結果は、次のようになります。

ローレル指数 判定基準
  100未満 やせすぎ
100以上 115未満 やせている
115以上 145未満 普通
145以上 160未満 太っている
160以上   肥満




摂食障害の書籍

家族で支える摂食障害―原因探しよりも回復の工夫を
  • 著者:伊藤 順一郎、価格:¥1,200、出版社:保健同人社
  • 内容(「MARC」データベースより)
  • 大切なのは、原因探しよりも回復のための工夫を考えること。摂食障害とどのように付き合っていくか、どのように考えたらよいか、家族会から寄せられた「私の対処法」など、具体的なヒントも多数紹介。


  【目次】
    はじめに

  1. 必ず回復へと道は通じている
    • 摂食障害(Eating Disorder)
    • 誰でもかかる可能性のある病気
    • 家族を巻き込むのが特徴の一つ
    • 原因はわからなくても回復できる
    • 原因探しよりも、回復のための工夫を
    • 治り方は人それぞれ
    • 私の対処法:家族相談会で出たアイデア
    •     「過食や嘔吐はとめたほうがいいの?」


  2. 摂食障害を理解するヒント
    • ストレスヘの対処法としての摂食障害
    • 食にとらわれるのも摂食障害の仕業
    • 私の対処法:家族相談会で出たアイデア
    •     娘がリストカットしているよう。そんなときどうしたらよいでしょうか
    • 本人と摂食障害を分けて考えてみる
    • 摂食障害に影響されていない部分を大切に
    • 私の対処法:家族相談会で出たアイデア
    •     拒食をしているんだけど、とうやって食べさせたらいいの?


  3. 回復のために家族ができること
    • 摂食障害の「回復」とは
    • 摂食障害の「回復」を支える仕組み
      1. 新しいストレスを過度に増やさないために
        • 「名脇役」をめどしましょう
        • ます家族が自分の時間を大切に
        • 家族のルールを決めましょう
        • 自分らしいコミュニケーションの工夫をしましょう
      2. ストレス対処法の幅を広げるよう支える
        • ストレスヘの対処方法は、本人が「磨く」ものです
        • 本人のストレス対処方法を探してストックします
        • 本人のストレス対処方法を応援しましょう
        <知っておいて役立つヒント>
        <摂食障害から回復するときのからだの仕組み>
      3. 豊かでしなやかな強さを持てるよう支援する
        • 時間が必要
        • 成功体験をもたせる
        • 人との関わりが重要
    • 回復に気づくとき
    • 私の対処法:家族相談会で出たアイデア
    •     摂食障害から回復した人の話が聞きたい。
          みんなどんなふうに回復していくんですか。
          何を言っても聞き入れない。何度も同じことを聞くのでうんざり
    • コラム:日々のストレスとの付き合い方


  4. コミュニケーションを大切に
    • 摂食障害がコミュニケーションを混乱させる
      • なぜコミュニケーションが邪魔されるのでしょう?
      • コミュニケーションの技術を工夫しましょう
    • 聞き上手になる
      • 聞き上手になるためのテクニック
    • コラム:「こだわりスイッチ」ON、OFFのきっかけを探す
    • 「何を」伝えるかより「どう」伝えるか
    • ほめることの大切さ
      • 小さなよいところを見つけてほめあいましょう
      • ほめ方のコツは?
      • ほめる頭は鍛えていくものです
    • ほめるための第一歩
    • コラム:家族が本人にネガティブ感情を抱いてしまう
    • 言いにくいことを言う工夫
    • 「あなたメッセージ」より「私メッセージ」で
    • 「するな」ではなく「できたらいいね」と言いましょう
    • 私の対処法:家族相談会で出たアイデア
    •     娘がイライラして母親にあたる


  5. 相談に行こう
    • 相談機関に行ってみる
      • まずは家族だけでも相談機関へ行ってください
    • コラム:入院の必要があるとき
    • どこへ行けばいいの?
    • コラム:相談窓□あれこれ
      • 病院・クリニック
      • 保健所
      • 精神保健福祉センター
      • 教育相談所・児童相談所
      • 特定の大学付属の心理・教育相談室
      • 学校
      • 民間のカウンセリング施設
    • 相談するにあたって
    • 医師との上手な付き合い方
    • 摂食障害と関係の深い症状・病気
    • 私の対処法:家族相談会で出たアイデア
    •     医療費もかかるけど、食費もかかる。お金のやりくりが大変です


  6. 薬との上手な付き合い方
    • 薬と上手に付き合う
    • 薬は怖くない
    • 薬の種類と働き
      • 抗うつ薬
      • 抗不安薬
      • 抗精神病薬
      • その他の薬
    • 下剤使用への対応


  7. 家族座談会
    • 病気との付き合い
    • コミュニケーション
    • けんかの仕方
    • 症状への対応
    • 病院(専門家)との付き合い方
    • 家族の役割
    • つらさを乗り越える
    • 家族が求めている情報
    • 相談会のもつ意味
    • 回復への道


    摂食障害 家族の心得10ヵ条

    「あとがき」にかえて 伊藤順一郎



拒食と過食―心の問題へのアプローチ (ライブラリ思春期の"こころのSOS" (5))
  • 著者:青木、価格:¥1,260、出版社:サイエンス社
  • 内容(「MARC」データベースより)
  • 自分がみつからない、自分の人生が「飲み込め」ない…拒食症、過食症の中の心の問題を、心理カウンセラーの立場から解り易く説き明かし、傷ついた心と身体へのケアを本人や周囲の人に向けてまとめた書。


  【目次】
  1. 拒食と過食Q&A
    1. 拒食症・過食症とは、どんな状態のことですか。
    2. 現在摂食障害の人はどのくらいいて、どの年代に多いのでしょうか。また性差はあるのでしょうか。
    3. どの程度の様子を病気とみなすのでしょうか。
    4. 拒食・過食と身体のしくみの関係はどうなっているのですか。
    5. 摂食障害とそのほかの心の病気との関連はどのようになっているのでしょうか。
    6. 早く病院に行ったほうがよいのでしょうか
    7. 摂食障害にかかりやすい性格というものがありますか。
    8. 母親の影響はあるのでしょうか。
    9. 父親の影響はあるのでしょうか。
    10. 発症は家庭環境に原因があるのでしょうか。
    11. 摂食障害がほかのきょうだいに影響を与えることがありますか。
    12. 摂食障害にかかっても周囲の友だちとうまくやっていけますか。
    13. 病院ではどんな治療がなされるのでしょうか。
    14. 摂食障害が治るまでにたどる心のプロセスはどのようなものでしょうか。
    15. 家族や周囲の身近な人はどのような態度をとればよいのでしょうか。
    16. 摂食障害が治るまでぷどれくらい時間がかかりますか。
    17. 摂食障害を、とくに思春期の心の問題としてどのように理解したらよいのでしょうか。
    18. 摂食障害は、文化と社会との関連が強いといわれますが、どのように理解すればよいのでしょうか。



  2. 拒食と過食をどのように考えるか
    • はじめに
    1. 拒食・過食はどのように理解されているか?
      • ブルックの理論
      • バラッツォーリーの理論
      • ミニューチンの理論
      • 摂食障害を理解するために
    2. 実際のケースからはどのように理解できるか
      • 恵子さんの場合
    3. 新たな局面を迎えた摂食障害
      • 日本における摂食障害
      • 亮子さんの場合
    • おわりに-育ちゆく心とともに




食べ過ぎることの意味―過食症からの解放
  • 原著:ジェニーン ロス(Geneen Roth:)、翻訳:斎藤 学、価格:¥2,415、出版社:誠信書房
  • 内容(「BOOK」データベースより)
  • 人生の虚しさを忘れるために食べ物を利用しているあなたに、食べたいものを好きなだけ食べることに罪の意識を持っているあなたに、空腹という感覚を忘れてしまったあなたに。過食や無数のダイエット法からあなた自身を解放し、自分自身を取り戻す具体的なガイドブック。


  【目次】
  1. 空腹とは恋をしているようなもの
  2. このことがピンとこないとしたら、あなたは過食症ではないのでしょう

  3. 食べたいものを食べる決意
  4. ケーキを手にするだけでなく、実際に食べるのです

  5. ながら食い
  6. 座って食べなければ、食べたことにはなりません

  7. いつ箸を置きますか
  8. もう充分ならば、それでもう充分なのです

  9. 過食すること
  10. もう充分、でもやっぱり充分じやない

  11. 家庭での食事
  12. 両親の罪

  13. レストラン、パーティー、休日の社交的な食事

  14. 運動と体重計

  15. 欲求
  16. 初めからなければ、失うこともありません

  17. 手にしているということ

  18. 宣告・批判と自覚
  19. 鳥は寵のなかでは鳴けません

  20. 信頼

  21. 自分に寄り添い、自分のカになり、自分を受け入れる

  22. 苦痛
  23. 生きるのはつらい、だから君は死ぬんだね

  24. 「男性は、女性が食べ物を利用するように、セックスを利用するのよ」

  25. 強迫衝動

  26. 結論
  27. 太って、痩せて、その後で




「良い子」と過食症―家族と援助者のためのQ&A
  • 原著:ロバータ・トラットナー シャーマン (Roberta Trattner Sherman), ロン・A. トンプソン (Ron A. Thompson)、翻訳:斎藤 学 、価格:¥1,995、出版社:創元社
  • 内容(「BOOK」データベースより)
  • 彼女たちはずっと「良い子」だった…。自分を殺して生きてきた彼女たちのためにいま我々にできることは何か?病気の原因から、そのメカニズム、日常的な細々とした対応法まで。


  【目次】
  1. 過食症とは?
    1. 過食症とは何か
      • 過食症とはどんな病気なのでしようか?
      • 過食症と他の摂食障害とはどこが違うのですか?
      • 過食症とはアルコール依存症や薬物依存症のようなものでしようか?
      • 過食症をどう理解したらいいのでしようか?
      • 過食症の人はどのくらいいるのでしようか?
      • 過食症になりやすいタイプはありますか?
      • どうして過食症になるのでしょう?
      • 過食症者の心理学的問題点にはどのようなものがありますか?
      • 過食症には医学的問題点や身体への影響がありますか?
      • この本はどのように構成されているのですか?
      • 私たちは何をしてあげられるでしよう?
  2. 過食症の原因
    1. 社会の責任
      • 社会はどんなふうに過食症を生み出すのでしよう?
      • 社会はいつの時代もスリムを賛美してきましたか?
      • 何が美しいかはどんなふうに決められるのでしよう?
      • なぜこんなに多くの女性が「美しさ」のためにここまでするのでしよう?
      • ウーマンリブは、女性の美の意識にどんな影響をもたらしましたか?
      • 誰もがスリムになれるのでしようか?
      • スリムな体を求めているはずの社会が、食べ物中心に動いていませんか?
      • 同じ社会に生まれながら、なぜ男性より女性に過食症が多いのですか?
      • 美(細さ)の基準は変れるでしょうか?
      • 家族や友人は何をしてあげられるでしょうか?
    2. 家族との関係
      • 家族は過食症の発病にどのように関わっていますか?
      • 過食症を招きやすい家族の要因とは何でしょう?
      • 過食症が家族の中で果たしている役割は何でしょう?
      • 過食症者のいる家族はみな似ているのでしようか?
      • 家族も治療に参加するべきでしようか?
      • 家族の一人が過食症になれば他の人もなる可能性はありますか?
      • 年少の家族にも過食症について話しておくべきでしょうか?
      • 家族は何をしてあげられるでしょう?
    3. 個人的要因
      • 過食症の進行を促す個人的要因とは何でしょう?
      • 「パーソナリティ」とは何を意味するのですか?
      • 過食症においてパーソナリティが果たす役割は何ですか?
      • 過食症者の性格特性とはどのようなものですか?
      • 過食症者はみな、嘘をついたり、盗んだりするのですか?
      • 過食症者はみな、自殺を考えるものですか?
      • 過食症者の性格特性によい面はありますか?
      • 「人格障害」とは何ですか?
      • 人格障害は治療にどう影響しますか?
      • こうした性格特牲は変えることができるでしょうか?
      • 過食症において生物学的要因が果たす役割は何でしょう?
      • 私たち、家族や友人は何をしてあげられるでしょう?
  3. 過食症を理解するために
    1. 行動
      • 過食症の「行動的側面」とは何を指すのでしょう?
      • 食行動について本人と話してもいいですか?
      • 家での食行動にどう接すればよいでしょう?
      • どんな物を過食するのですか?
      • 過食する食べ物を家に置いてはいけないのでしょうか?
      • 大量に食物が「消えた」ときはどうすればいいのでしょうか?
      • 食事の時間を利用してできることはあるでしょうか?
      • 毎日決まった時間に食事をしなくてはいけないのですか?
      • 痩せたいのに、なぜ過食するのですか?
      • 「太ったね」と言っていいですか?
      • 体重を測ることがどうしてそんなにデリケートな問題なのですか?
      • なぜ浄化するのでしょう?
      • トイレが汚れたままのときはどうすればいいですか?
      • なぜ体重を減らすのに、下剤や利尿剤を飲むのですか?
      • 体重を減らしたいと思うのはいけないことなのですか?
      • 私たちは何をしてあげられるでしょうか?
    2. 考え方
      • 過食症において思考が果たす役割は?
      • 過食症者に特徴的な考え方とはどんなものでしょう?
      • 過食症者はどんな合理化をするのですか?
      • 食べ物以外のことで問題となる考え方をすることがありますか?
      • 歪んたボディ・イメージとは何のことでしょう?
      • 考え方は食べ物や食べ方に直接影響を及ぽしますか?
      • どうしたら考え方を変えることができるでしょう?
      • どんなふうに助けてあげたらいいでしょう?
    3. 感情
      • 過食症は感情とどう関わっているのですか?
      • どうして自分の感情にうまく対処できないのですか?
      • 浄化と感情にはどんな関係があるのでしょうか?
      • 抑うつと過食症には関係がありますか?
      • 過食症者の抑うつとはどのようなものでしょうか?
      • よく不機嫌になりますが、これは普通ですか?
      • 過食症に伴う感情には、他にどのようなものがありますか?
      • 感情に対処することが、どうしてそんなに重要なのですか?
      • 回復しはじめると感情表現に変化が見られますか?
      • 本人の感情に、どのように手をさしのべればよいでしょう?
  4. 過食症の治療
    1. 治療を受けさせるにあたって
      • 治療についてどう切り出せばよいでしょう?
      • 本人が問題を認めない場合は、どうしたらいいでしょう?
      • 友人である私たちは、本人の家族に過食症について話すべきですか?
      • 治療を拒んだときは、どうすればいいでしょう?
      • ふさわしいセラピストは、どうやつて見つけたらいいでしょうか?
      • どのような治療を受けることができるのですか?
      • 12ステップ治療法とはどのようなものですか?
      • 過食症者は入院して治療を受けるべきですか?
    2. 治療について
      • 治療ではどういったことをするのですか?
      • 心理療法のほかに医学的な治療を受けるべきですか?
      • 薬を服用する必要がありますか?
      • 何を目標に設定すればよいでしょう?
      • 過食症が治るのにどれくらい時間がかかりますか?
      • 過食症者の回復に運動は役立ちますか?
      • 本人に治療について尋ねてもかまいませんか?
      • セラピストと話をしてもいいですか?
      • 治療は成功するでしょうか? 彼女は良くなりますか?
      • 途中で治療を投げ出したら、どうしたらいいですか?
      • 治ったとどのようにしてわかるのですか?
      • いちど治療を終えたらずっと健康でいられますか?
      • あるいはストレスを感じたりうまくいかないことがあると再発するでしょうか?
      • 最後の言葉



「食べない心」と「吐く心」―摂食障害から立ち直る女性たち
  • 著者:小野瀬 健人、価格:¥1,365、出版社: 主婦と生活社
  • 内容(「BOOK」データベースより)
  • 「お母さん、私、生きていってもいいですか?」いつも心の中でそう問いかけている摂食障害の女性たち。そして彼女たちは悲しいまでに切望する。「あぁ、私に何か甘い物を下さい。何か、甘い物を」いままで誰にも理解されなかった拒食、過食、過食嘔吐の痛々しい病理を、いまここに解き明かす。





焦らなくてもいい!拒食症・過食症の正しい治し方と知識
  • 著者:水島 広子、価格:¥1,365、出版社:日東書院本社
  • 内容(「BOOK」データベースより)
  • 俗に摂食障害と呼ばれる病名ですが、10代、20代、30代の女性に圧倒的に多く見られます。心と身体の両面から引き起こされる 心の病です。症状が進むと、うつ病、パニック障害、社会不安障害などの様々な病気を併発します。 本書では対人関係療法の第一人者と称される水島広子先生が、女性ならではのデリカシーさを重んじて、様々な症状が予測される 患者との柔軟な対応法を公開しております。本人、家族、周囲の関係者が安心して手にすることのできる一冊です。





摂食障害の不安に向き合う―対人関係療法によるアプローチ
  • 著者:水島 広子、価格:¥2,100、出版社:岩崎学術出版社
  • 内容(「BOOK」データベースより)
  • 本書は、摂食障害という病気を例として、不安への向き合い方に焦点を当てたものである。摂食障害という、患者本人も家族も不安が強く、治療者の不安も著しく喚起する状態において、不安にどう向き合い治療効果につなげるか、ということを書いている。




関連サイト





その他の関連書籍

「カテゴリーをブラウズする」の興味のあるカテゴリをクリックしてください。
関連書籍が多数あるときは、下に「1 2 3 4 5 次 > >」が表示されますので、クリックしてください。検索するとそのカテゴリで絞り込むことができます。
   
ここをクリックすると前のページに戻れます